(株)ウィルは13日、2024年12月期決算(連結)を発表した。
当期(24年1月1日~12月31日)は売上高132億1,300万円(前期比14.4%増)、営業利益11億2,000万円(同12.2%増)、経常利益10億1,900万円(同9.6%増)、当期純利益7億1,000万円(同36.2%増)。主力の流通事業が売上高・営業利益とも過去最高を更新。販売費や一般管理費の増加はあったものの、増収増益となった。
セグメント別では、流通事業が、売却の成約件数が前期比で15.8%増加。また、東京・大阪での新規出店の影響もあり、購入に関する手数料単価が同2.8%増、売却に関する手数料単価が同15.5%増とそれぞれ増加。売上高は33億8,100万円(同7.5%増)、営業利益は8億7,800万円(同30.3%増)を計上した。
リフォーム事業は、住宅購入段階での積極的なリフォーム提案により「中古×リフォーム」の請負契約件数が前期比11.3%増加。売上高は23億9,100万円(同7.5%増)、営業利益は4億2,300万円(同12.2%増)と売上高・営業利益とも過去最高を更新した。
次期は、売上高140億7,600万円、営業利益12億1,400万円、経常利益10億9,200万円、当期純利益7億3,900万円を見込む。