不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/25

池上にレジリエンスと防犯を追求したZEH賃貸

「エル・セレーノ池上」外観イメージ

 関電不動産開発(株)は24日、オール電化賃貸マンション「エル・セレーノ池上」(東京都大田区、総戸数99戸)を開発すると発表した。

 東急池上線「池上」駅徒歩5分に立地。敷地面積約1,318平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積約4,847平方メートル。ZEH-M Oriented仕様。住戸は、間取り1DK~2LDK、専有面積26.10~60.91平方メートル。

 災害時でも入居者が安心して暮らせるよう、防災倉庫や太陽光発電設備を設置するなど、レジリエンス機能を充実させた。発電した電気は、共用部の一部で利用。蓄電池に充電し、夜間も活用するほか、災害時には非常用電源とする。各戸に電気温水器を設置し、非常時はタンクから水を取り出すことで、約300Lの非常用生活用水を確保できる。

 セキュリティを確保するため、最先端のスマートロックを導入。エントランスは顔認証セキュリティとし、利便性を高める。入居者が不在の場合でも、スマートフォン専用アプリでデジタルキーが発行できる。メールコーナー付近の入居者専用の食配ステーションは、入居者と特定の食品配達会社のみが入室できる。

 竣工は2026年10月、入居開始は同年11月の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。