不動産ニュース / 開発・分譲

2012/10/9

「グランフロント大阪」、都心ターミナル最大級の商業施設展開。環境共生にも注力/うめきた先行開発区域プロジェクト開発事業者

「グランフロント大阪」全景パース
「グランフロント大阪」全景パース
「グランフロント大阪」屋外回廊イメージ
「グランフロント大阪」屋外回廊イメージ
「グランフロント大阪」大阪北口広場のイメージ
「グランフロント大阪」大阪北口広場のイメージ

 三菱地所(株)、阪急電鉄(株)などうめきた先行開発区域プロジェクト開発事業者12社と(一社)グランフロント大阪、(一社)ナレッジキャピタルは5日、大阪市「うめきた先行開発区域プロジェクト『グランフロント大阪』」の全体事業計画の進捗状況を発表した。

 同計画は、梅田貨物駅を中心とする約24haの都市再生緊急整備地域内「うめきた」の先行開発区域約7haに、オフィスや商業施設、ホテルや分譲住宅などを整備するもの。266店舗・店舗面積4万4,000平方メートルと、都心ターミナルの商業施設としては最大級となる商業エリアには、物販・飲食店舗などに加え、1万平方メートルを超える庭園や水景、屋外回廊などを整備し、都市景観の創出と環境との共生に取り組んでいる。阪急電鉄(株)不動産開発部部長の長谷口 丹彦氏は「鉄道が多く乗り入れ、ごちゃごちゃしたイメージのある梅田だが、『グランフロント大阪』は、大阪の新しい玄関口としての梅田にふさわしいものにしたい」と話した。

 また、敷地内には「まちの公開スペース」として広場やホールが整備され、情報発信の場所としてさまざまな人が集い、憩い、楽しむ環境が整備される。グランフロント大阪TMO事務局長の廣野研一氏は「タウンマネジメントは都市・まちづくりの重要な手段となっている。イベントや広報活動を通じて、まちのブランドを形成し、不動産価値の維持・向上につなげたい」と話した。

 同計画は2013年3月末竣工、同年4月下旬に開業予定。

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