不動産ニュース / 開発・分譲

2015/1/7

一般向けとアクティブシニア向けの分譲マンションを一体整備/新日鉄興和不動産他

「武蔵浦和SKY&GARDEN」全体完成予想図
「武蔵浦和SKY&GARDEN」全体完成予想図

 新日鉄興和不動産(株)と(株)コスモスイニシアは7日、三菱商事(株)、三菱地所レジデンス(株)と共に整備を進めている大規模再開発プロジェクト「武蔵浦和SKY&GARDEN」(さいたま市南区)のコアとなる住宅棟(総戸数776戸)の販売を本格化すると発表した。

 同プロジェクトは、敷地面積約1万9,000平方メートルに住宅棟、オフィス棟、広場などを整備。「多世代共生型のまちづくり」を基本コンセプトに、首都圏では初という一般ファミリー向けとアクティブシニア向けの分譲マンションを一体的に建設する。

 プロジェクトの中心となる住宅棟は、A~E棟の5棟構成。A~D棟を新日鉄興和不動産と三菱商事、三菱地所レジデンスの3社による一般向けマンション(616戸)とし、E棟をコスモスイニシアがアクティブシニア向け分譲マンション「グランコスモ武蔵浦和」(160戸)として分譲する。コミュニティカフェや23の共用施設などスケールメリットを生かした全体計画が特徴。

 多世代交流を促す仕掛けとして、コミュニティカフェを設置。「コミュニティコーディネートスタッフ」が常駐し、イベントの開催や認定サークルの受付管理、情報発信などを行なっていく。また、コミュニティクラブも設立して、シニア層が講師となるDIY講座などの交流イベントを実施していく。

 一般ファミリー向けについては2014年5月に発売した1期250戸を完売。15年1月4日には2期販売のモデルルームをオープンした。これまでに2,500組の来場者を集めるなど、集客も順調だ。2月にはグランコスモ武蔵浦和のマンションギャラリーを開設する予定。今後は、住宅棟全体での共同プロモーションなどを実施していく計画。

 グランコスモ武蔵浦和はJR「武蔵浦和」駅より徒歩4分。鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。専有面積44.00~73.54平方メートル、間取りは1LDKと2LDK。4月に予定する1期販売の戸数および価格は未定。

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