不動産ニュース / 調査・統計データ

2021/6/16

首都圏の分譲マンション賃料、わずかに下落

 (株)東京カンテイは16日、2021年5月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は3,262円(前月比0.2%下落)と、わずかながら下落したものの、直近1年間での高水準は堅持している。都県別では、東京都が3,732円(同0.4%下落)と、前月に引き続き下落。季節要因から、正味トレンドも3月をピークにやや弱含んでいる。また、神奈川県は2,395円(同0.2%下落)、埼玉県は1,775円(同1.2%下落)、千葉県は1,755円(同0.6%下落) となり、平均築年数の上昇に比例する形でいずれもマイナスに転じた。

 近畿圏は2,008円(同0.4%上昇)。主要エリアが押しあげる形で、上昇幅は鈍化しつつも上値をさらに伸ばしている。大阪府は2,236円(同0.8%上昇)と4ヵ月連続で上昇。兵庫県は1,693円(同0.5%上昇)と、再びプラスとなった。

 中部圏は1,793円(同0.9%上昇)、愛知県は1,836円(同1.0%上昇)だった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。