国土交通省は29日、建設活動の円滑な実施を図ることを目的に毎月行なっている「主要建設資材月別需要予測」の8月分について、以下の通り発表した。
【セメント、生コンクリート】
公共工事、民間建築着工ともに低調であることから、セメントの需要量は520万トン(前年同月比▲8.1%、8ヵ月連続のマイナス)、生コンクリートの需要量は1,100万立方メートル(同▲8.0%、11ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【木材】
持家着工は依然低調に推移し、需要量は132.5万立方メートル(前年同月比▲6.4%、21ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼】
民間非居住建築物の着工状況は減少傾向にあり、いずれも前年同月比で減少すると予測される。普通鋼鋼材は215万トン(前年同月比▲8.9%、2ヵ月連続のマイナス)、形鋼は54万トン(同▲10.1%、2ヵ月連続のマイナス)、小形棒鋼86万トン(同▲6.3%、3ヵ月連続のマイナス)と予測される。
【アスファルト】
公共投資低迷の影響を受け、27.5万トン(前年同月比▲1.8%、3ヵ月連続のマイナス)と予測される。