不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2005/8/12

AM事業好調で大幅増収増益/ケネディクス「2005年12月期中間決算」

 ケネディクス(株)は11日、「2005年12月期中間決算」を発表した。

 当期(2005年1月1日~6月30日)単体業績の売上高は36億7,400万円(前期比68.5%増)、営業利益は25億5,900万円(同102.0%増)、経常利益は26億3,000万円(同123.4%増)、当期純利益は18億4,700万円(同160.7%増)。
 当期連結業績(対象27社)の売上高は55億1,700万円(同86.9%増)、営業利益は33億5,400万円(同101.4%増)、経常利益は29億1,600万円(同88.3%増)、当期純利益は17億2,000万円(同86.3%増)であった。

 セグメント別には、不動産投資アドバイザリー事業において、物件取得が好調に進んだことによるアクイジションフィーの増加、および過年度から取り組んできた開発案件の完成・売却による自己勘定投資物件の売却益の増加などにより、営業収益32億3,600万円(前年同期比117.4%増)、営業利益22億4,400万円(同104.5%増)を計上。
 アセットマネジメント事業においても、AM受託残高が大幅に増加したことに伴いAMフィーが大幅に増加したほか、インセンティブフィーが大幅に増加したことから、営業収益13億8,900万円(同120.2%増)、営業利益8億9,700万円(同180.2%増)と大きく業績を伸ばした。
 また、債権投資マネジメント事業は、前年同期に大型案件の債権売却があった反動により、債権売却益が減少したものの、取扱債権増加に伴うAMフィーの増加、およびインセンティブフィーの増加などにより、営業収益8億9,100万円(同7.0%増)、営業利益5億3,600万円(同6.0%増)を計上した。

 なお通期は、連結子会社のケネディクス・リート・マネジメント(株)が運営するケネディクス不動産投資法人が2005年7月21日に東証上場を果たしたことにより、グループへの利益貢献が見込まれることなどから、2005年2月に公表した数値を上方修正。連結売上高123億円(前回発表予想74億円)、経常利益68億円(同38億5,000万円)、純利益40億円(同22億2,000万円)を見込むとしている。

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