不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/15

主力の開発、不動産販売事業が不調で大幅な減収減益/リベレステ08年5月期決算

 リベレステ(株)は14日、2008年5月期決算を発表した。

 当期(2007年6月1日~08年5月31日)の連結売上高は55億7,700万円(前期比▲46.2 %)、営業利益は1億1,900万円(同▲91.6%)、経常利益は1億200万円(同▲93.1%)、当期純利益は1,500万円と大幅な減収減益。

 主力の開発事業では、分譲マンション55戸・11億2,600万円(同46.6%増)、戸建分譲住宅は18戸。3億6,400万円(同13.9%増)を計上した。昨年11月頃からのファンドへの一括売却予定の物件を一般の販売に切り替えたものの、市況の停滞による個人客の買い控えの影響を受け、売上高は14億9,100万円(同▲36.2%)となった。

 不動産販売事業においても、回転の速い物件を中心とした売上高構成へ営業戦略を転換していたが、当初取得を見込んでいた数物件が成約に至らず、またリスク管理の観点から、物件仕入れを抑制したため、売上高は15億4,600万円(同▲56.2%)と大幅減となった。

 ホテル事業においては、リピーター増加や近隣アジア諸国からの海外宿泊客数も営業効果により増加したが、富裕層の個人客が想定以上に伸びなかったため、売上高は14億5,000万円(同5.8%増)にとどまった。

 次期は、連結売上高84億200万円、営業利益7億4,900万円、経常利益7億1,200万円、当期純利益3億300万円を見込んでいる。

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