不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/25

三平建設が民事再生法申請、負債167億円

 マンション工事を主業とする中堅ゼネコンである三平建設(株)(東京都台東区、取締役社長:井上義幸氏)が24日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。負債は、総額167億7,400万円。

 同社は1985年設立。マンション建設など民間住宅を主体に実績を上げ、マンション市況が厳しさを増すなかでも、2008年3月期には売上高320億円を計上していた。

 しかし、主力であるマンション工事の受注競争激化、改正建築基準法によるマンション工事の発注・着工の遅れ、サブプライムローン問題による建設・不動産市況の悪化など経営環境は急激に厳しくなり、さらに取引先の倒産により08年6月末に約6億円、同年7月末に約14億円の債権回収の見込みがなくなった。このため、7月末の支払いのための資金繰りに目途が立たず、法的手続きによる再建を決断したもの。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。