不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/7/30

資産開発事業の損失計上が響き減収減益/サンケイビル09年3月期第1四半期決算

 (株)サンケイビルは29日、2009年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~6月30日)の連結経営成績は、売上高54億3,200万円(前年同期比▲21.3%)、営業利益5億2,400万円(同▲67.6%)、経常利益1億9,300万円(同▲85.7%)、四半期純利益7,300万円(同▲89.9%)。

 ビル賃貸事業では、賃料水準の上昇により「東京サンケイビル」、「日比谷サンケイビル」などで増収となり、売上高30億400万円(同3.4%増)、営業利益9億1,500万円(同5.3%増)を計上。
 資産開発事業では、前年同期に計上した収益用不動産の売却による収入の減少、および匿名組合出資の損失分配の計上から、売上高2,200万円(同▲99.0%)、営業損失1億5,900万円となった。
 住宅分譲事業では、「ルフォン中野上鷺宮」、「ルフォン学芸大学」の販売売上6億5,700万円を計上したものの、目標販売戸数には至らず、5,100万円の営業損失となった。

 なお、通期は売上高501億円、営業利益48億円、経常利益33億円、当期純利益27億円を見込む。

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