(社)日本不動産鑑定協会の新年賀詞交歓会が20日、虎ノ門パストラル(東京都港区)において開催され、協会会員、国会議員、関係団体・官庁関係者など、多数の来賓が出席した。
冒頭あいさつした、同協会会長・神戸冨吉氏は「不動産分野の専門資格者の団体として、社会貢献に注力したい。そのためには、鑑定評価の見直しが喫緊の課題。不動産市場の健全化に向け、国土交通省と民間企業の役割分担のなかで、当協会としての役割をしっかりと果たしたい。また、組織力の強化が求められているなか、本年から連合会体制への移行をめざし、本格的に着手する予定だ。何より、会員一人ひとりが心を一つにし、国民の福利に貢献する協会として社会に貢献していく」と抱負を述べた。
また、来賓としてあいさつした金子一義国土交通大臣は「あらためて、鑑定協会の社会的な使命、果たすべき役割を認識した。不動産価格の上昇、下落は経済に大きな影響を及ぼす。その意味で、皆さま方の仕事の大変さや、社会貢献度の高さを実感する」などと語った。
衆議院議員・山本幸三氏、参議院議員・市川一朗氏、小池正勝氏のあいさつに続いて、三菱地所投資顧問(株)取締役会長・原 隆之氏の音頭で乾杯し、盛会となった。