不動産ニュース / その他

2009/2/19

販売済の認定仕様満たさない住宅用防火戸、全棟分を交換/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)は17日、子会社の(株)ミサワホームテクノが生産・出荷し、同社が販売してきた住宅用内部ドア(防火戸)の一部に、防火認定取得時と異なる仕様があったことを明らかにし、今後の対応策等を発表した。

 (1)表面下地面材の繊維混入水酸化アルミニウム成形板の厚さ、(2)建具表面仕上げ材の厚さと材質が、認定品と生産品で異なっていたという。その原因については現在調査中で特定できないとしつつも、「認定取得仕様との整合性確認・チェックが十分になされなかったこと」および「表面仕上げ材は、他の内部建具を含めた仕様変更の際、認定取得性能に及ぼす影響についてのチェックが十分になされていなかったこと」としている。

 同戸を仕様した建物は、2001年8月以降にミサワホームが販売した、3階建て・床面積200平方メートルを超えるものがほとんどで、94棟に358本の使用が確認されている。同社は、これら建物オーナーに販売店から直接連絡し、全棟を防火認定適合品に対応させる方針。

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