不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/3/3

販売用不動産評価損の計上等で純利益80%減/積水ハウス09年1月期決算

 積水ハウス(株)は2日、2009年1月期決算を発表した。

 当期(08年2月1日~09年1月31日)の連結売上高は1兆5,141億7,200万円(前年同期比▲5.2%)、営業利益739億6,000万円(同▲32.6%)、経常利益770億7,200万円(同▲32.4%)、当期純利益115億1,600万円(同▲80.9%)の減収減益。最終利益の大幅減は、販売用不動産評価損約348億円、投資有価証券評価損約92億円等を特別損失計上したため。

 主力の工業化住宅請負事業は、高級路線を堅持しつつ中級商品の販売を開始するなどしたが、戸建住宅の売上高は4,307億7,300万円(同▲3.3%)にとどまり、全体の売上高は6,828億6,200万円(同▲3.1%)、営業利益587億2,200万円(同▲20.2%)となった。

 不動産販売事業は、都市開発事業で売却予定物件の解約があったことなどから当初計画を下回り、売上高3,172億7,800万円(同▲21.3%)、営業利益332億7,700万円(▲42.3%)となった。

 なお、次期については連結売上高1兆4,600億円、営業利益390億円、経常利益385億円、当期純利益190億円を見込んでいる。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。