国土交通省は11日、2014年6月の「建設工事受注動態統計調査報告」を公表した。
同月の建設工事受注高は6兆6,373億円(前年同月比4.5%増)と、7ヵ月連続の増加となった。うち元請受注高は4兆7,229億円(同6.4%増)、下請受注高は1兆9,144億円(同増減なし)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆6,750億円(同11.8%増)と、新しい推計方法を開始した13年4月以降、15ヵ月連続の増加となった。民間等からは3兆479億円(同3.7%増)で、3ヵ月連続の増加となった。
公共機関からの受注工事額(1件500万円以上)は、1兆6,182億円(同10.6%増)。うち国の機関からの受注は5,044億円(同1.5%増)、地方の機関からの受注は1兆1,138億円(同15.2%増)だった。
民間等からの建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)の受注工事額は6,851億円(同25.7%増)だった。