(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は16日、2016年12月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,993件(前年同月比17.7%増)と4ヵ月連続の増加、2ヵ月ぶり2ケタ増となった。都県別でも、東京都が1,542件(同19.8%増)、埼玉県が353件(同18.5%増)、千葉県は370件(同12.1%増)、神奈川県は728件(同15.9%増)とすべてのエリアで2ケタ増だった。
1平方メートル当たりの成約単価は49万7,800円(同9.5%上昇)、成約価格は3,122万円(同9.0%上昇)となり、いずれも13年1月以降48ヵ月連続で前年同月を上回っている。
新規登録件数は1万5,052件(同4.0%減)と、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。在庫件数は4万3,141件(同9.0%増)と、19ヵ月連続で増加となったが、2ヵ月連続で1ケタ増にとどまった。
一方、中古戸建ての成約件数は957件(同3.2%増)と2ヵ月ぶりの増加。平均成約価格は2,988万円(同1.4%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。