(公財)日本賃貸住宅管理協会のサブリース事業者協議会はこのほど、沖縄県那覇市で現地会員と情報交換会を実施した。
今年で3回目となる同会は、地方の実態を知ることで健全なサブリース事業の普及や資質向上につなげることを目的に行なっているもの。
今回は18社25名が参加。サブリース事業の運用方法をはじめ、空室対策の取り組みなど、地域の実態について活発に意見交換した。参加した沖縄の会員企業からは、「沖縄でサブリース運用は難しいと思っていたが、具体的な方法や将来性などを聞くことによって、運用のヒントをいただけた。とても良い機会となった」などの声が聞かれた。
また、会員企業である(有)徳里ハウジング(沖縄県嘉手納町、代表取締役:徳里政順氏)の物件を視察。同社は、外国人住宅の仲介や賃貸管理を得意としており、25棟の外国人住宅を一体的に建設した実績がある。参加者は、物件の間取りや外国人を対象とした賃貸管理の現場の話に熱心に耳を傾けた。