不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2017/3/22

NMFと7物件を入れ替え/野村不動産

Landport柏沼南I
「Landport柏沼南I」外観

 野村不動産ホールディングス(株)は21日、野村不動産(株)と野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)との間で7物件の資産入れ替えを決めた。2015年5月に両者間で締結した「賃貸バリューチェーンに関する基本合意書」に基づく取引。

 NMFが保有する3物件を野村不動産が取得。取得するのはオフィスビル「NOF日本橋本町ビル(準共有持分51%)」(東京都中央区、取得価格117億3,000万円)、商業施設「三菱自動車渋谷店(底地)」(東京都渋谷区、同17億2,000万円)、同「三菱自動車杉並店(底地)」(東京都杉並区、同8億9,600万円)。取得価格合計は143億4,600万円となる。

 取得予定日は「日本橋本町」が3月31日、「三菱自動車」2物件が6月1日。なお、野村不動産が各物件を再開発して売却する際には、NMFに優先交渉権を付与する。

 一方、野村不動産が保有する4物件をNMFに譲渡。譲渡するのは商業施設「野村不動産吉祥寺ビル(準共有持分49%)」(東京都武蔵野市、譲渡価格51億円)、物流施設「Landport柏沼南I」(千葉県柏市、同99億円)、共同住宅「プラウドフラット大森III」(東京都品川区、賃貸可能戸数49戸、同11億1,000万円)、同「プラウドフラット錦糸町」(東京都墨田区、賃貸可能戸数36戸、同7億8,500万円)。譲渡価格合計は168億9,500万円。引き渡し予定日は4物件とも3月31日。

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不動産の証券化

不動産を流動化するための典型的な手法であり、不動産から価値を切り離したうえで、その価値を細分化し、証券の形で流通させることをいう。その仕組みは、大まかには3つの段階によって構成される。

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