不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/5/22

3月の建設工事総計は4.2%増

 国土交通省は19日、2017年3月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査・建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの全額とし、過去の調査で得られた工事の進捗率を適用して月次の建設工事高として推計している。

 同月の出来高総計は、4兆5,967億円(前年同月比4.2%増)だった。

 民間総計は2兆6,097億円(同8.4%増)。内訳は、建築が2兆355億円(同8.3%増)、そのうち居住用が1兆2,479億円(同4.5%増)、非居住用は7,876億円(同14.8%増)。土木は5,741億円(同8.9%増)となった。

 公共総計は、1兆9,870億円(同0.8%減)。内訳は、建築が2,893億円(同12.0%減)、そのうち居住用は518億円(同25.5%減)、非居住用は2,376億円(同8.4%減)。土木は1兆6,977億円(同1.4%増)だった。

 地域別では、北海道1,677億円(同0.8%増)、東北6,224億円(同0.5%減)、関東1兆6,354億円(同7.1%増)、北陸2,368億円(同7.3%増)、中部5,119億円(同0.2%減)、近畿5,453億円(同4.8%増)、中国2,385億円(同0.2%減)、四国1,315億円(同4.1%増)、九州・沖縄5,072億円(同7.5%増)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。