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2017/5/30

じゅうたく小町部会が1周年記念式典/低住協

「環境の改善などさまざまな活動をしている」と話す
清水建設(株)人事部ダイバーシティ推進室室長の西岡真帆氏

 全国低層住宅労務安全協議会(低住協)じゅうたく小町部会は29日、1周年記念式典を開催した。

 じゅうたく小町とは、国土交通省の「もっと女性が活躍できる建設業」地域協働推進事業を受け低住協のワーキンググループとして2015年に発足、16年5月に部会として正式にスタートした。

 ハウスメーカー、専門工事店、安全関連機材・標識メーカー等約60社が参加し労災防止や労務管理の改善等を推進する団体、低住協を母体組織とし、低層住宅建築現場に携わる女性技術者・技能者=じゅうたく小町として、現在9社70名ほどで活動を行なっている。

 式典では、清水建設(株)人事部ダイバーシティ推進室室長の西岡真帆氏が挨拶。「じゅうたく小町では、環境の改善、技術者としての勤続と支援、育児と仕事の両立の3つをテーマにしている。女性用仮設トイレの普及や、セミナーを開催してダイバーシティやキャリアなどについて考える機会を設けている。また、建設現場の楽しさを知ってもらうために小中学校を訪問する活動を行なっている」などと、取り組みについて紹介した。

 また、来賓の国土交通省大臣官房審議官の伊藤明子氏は「じゅうたく小町部会のいろいろな取り組みが、新しい住宅業界のあり方、社会のあり方に一石を投じるようなものになっていくとありがたい」などとエールを送った。

 その後、鹿島建設(株)外環中央JCT北側ランプ工事事務所副所長の須田 久美子氏が、自身のキャリアや子育てと仕事の両立経験などについて講演した。

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