不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/8/23

首都圏既存M価格、横ばい傾向

 (株)東京カンテイは23日、2017年7月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を発表した。

 首都圏の既存マンション平均価格は3,562万円(前月比0.0%)と横ばい。前年同期比でも上昇率は縮小し続けている。都県別では、東京都が4,826万円(同0.3%上昇)、神奈川県が2,825万円(同0.1%上昇)と、わずかな上昇にとどまっており、ここ3ヵ月では目立った動きはなかった。また、埼玉県は2,149万円(同0.9%上昇)、千葉県は1,950万円(同0.9%上昇)で、価格水準が高い行政区からの事例増加により、ともに1%程度のプラスとなった。

 近畿圏の平均価格は2,122万円(同0.1%上昇)で、依然高水準での安定推移が継続。大阪府は2,297万円(同0.6%上昇)と再び上昇。年初以来2,300万円をやや下回る水準で推移している。一方、兵庫県は1,851万円(同0.0%)。

 中部圏の平均価格は1,715万円(同0.1%下落)、愛知県も1,834万円(同0.5%下落)と今年に入ってから初めて弱含んだ。

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