不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/9/6

不動産の景気DI、再び下降/TDB

 (株)帝国データバンクは5日、2017年8月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。調査対象は2万3,621社、有効回答数は1万265社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は47.7(前月比0.1ポイント上昇)。長雨の影響があったものの3ヵ月連続で改善し、14年4月の消費税率引き上げ後の最高を更新した。今後の国内景気は、堅調な外需に加え、個人消費および設備投資の拡大が期待でき、回復傾向が続く見込みとしている。

 業界別では、「小売」「サービス」「卸売」など7業界が改善。「農・林・水産」など3業界が悪化した。

 「不動産」のDIは49.3(同0.3ポイント下降)。「収益用不動産への買い需要は高い」といったコメントが寄せられたものの、「購入希望者の希望価格とのかい離が大きくなり、取引件数が減っている」など不安の声もあった。
 「建設」のDIは50.7(同0.3ポイント上昇)。「新築でも改修でも受注が好調」「企業の設備投資意欲が旺盛になってきていると感じる」などのコメントが挙がった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。