不動産ニュース / 開発・分譲

2017/11/24

京都に物流施設、近畿エリア強化/大和物流

「(仮称)久御山物流センター」完成予想図

 大和ハウスグループの大和物流(株)は27日、物流施設「(仮称)久御山物流センター」(京都府久世郡)を着工する。

 同社は1959年に大和ハウス工業(株)の物流部門として発足して以来、建築・建材物流をはじめとした物流事業全般を担っている。現在は物流施設を78ヵ所・約23万坪を運営している。

 同施設は、近畿エリアでの物流展開の強化に向けたもの。京滋バイパス「久御山I.C.」約1km、第二京阪道路「久御山南I.C.」約2kmに立地。近畿エリア全域をカバーできる位置で、近畿日本鉄道京都線「伊勢田」駅から徒歩圏内と、住宅地にも近い。

 鉄骨造地上3階建て、敷地面積9,973.41平方メートル、延床面積1万947.67平方メートル。1階部分にロールボックスや海上コンテナなどの取り扱いにも適した高床式トラックバースを設置。10mの庇があり雨天でも積卸しが可能。垂直搬送機等の搬送設備も備え、荷役業務の効率化・省力化を図る。また、屋上には総発電容量約500kWのソーラーパネルを敷設し、一般家庭約220世帯分の年間使用電力量に相当する69万kWhを見込んでいる。LED照明を全館に導入し、大幅な省エネを目指していく。

 竣工は2018年6月末の予定。

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開発計画

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画を、広義には不動産開発事業の計画をいう。不動産開発事業を行なおうとする場合には、都市計画法による開発許可を得なければならない。

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