不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/2/5

不動産の売り時感、やや上昇/野村不UN

 野村不動産アーバンネット(株)は5日、14回目となる「住宅購入に関する意識調査」結果を発表した。同社の不動産情報サイト「ノムコム」会員に半年ごとにインターネットアンケートを実施しているもの。今回は1月12~18日に実施、有効回答数は1,555人。

 不動産の買い時感について、「買い時だと思う」(10.2%)、「どちらかと言えば買い時だと思う」(29.7%)を合わせた39.9%(前回比1.2ポイント減)が「買い時」と回答。一方、「買い時だと思わない」は38.9%(同1.3ポイント増)となった。

 「買い時」だと回答した人にその理由を聞いたところ、「住宅ローン金利が低水準」が71.5%(同0.8ポイント増)でトップに。次いで、「今後、消費税の引き上げが予定されている」が50.2%(同7.2ポイント増)に上昇した。

 今後の不動産価格については、「横ばいで推移する」が34.5%(同3.0ポイント増)と最も高く、「上がる」は23.1%(同0.2ポイント増)。「下がる」は32.0%(同2.4ポイント減)となった。

 不動産の売り時感は、「売り時だと思う」(20.3%)、「どちらかと言えば売り時だと思う」(56.8%)を合わせた77.1%(同1.3ポイント増)。売り時だと思う理由のトップは、「不動産価格が上がったため」が57.5%(同9.8ポイント増)に上昇。前回最も回答が多かった「今なら好条件での売却が期待できるから」(48.1%)を上回った。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。