不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/3/15

首都圏分譲マンション賃料、6ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは15日、2018年2月の三大都市圏分譲マンション賃料推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は2,763円(前月比0.8%上昇)と、6ヵ月連続で上昇した。都県別にみると、東京都は3,343円(同1.1%上昇)、神奈川県は2,196円(同2.8%上昇)、埼玉県は1,608円(同0.4%上昇)、千葉県1,535円(同0.6%低下)。神奈川県は築浅事例が増加して平均を押し上げた。千葉県だけが低下となったが、直近1年間で1,500円台を維持しており、安定している様子がうかがえる。

 近畿圏は、1,875円(同2.7%上昇)。価格水準の高い大阪エリアの事例比率が高まったことや、兵庫エリアでも平均築年数が若返ったことにより大きく上昇した。府県別では大阪府が2,226円(同0.1%低下)、兵庫県が1,665円(同3.9%上昇)。

 中部圏は、1,778円(同2.3%上昇)。愛知県は1,824円(同2.3%上昇)となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。