野村不動産ホールディングス(株)等が開発を進めてきた「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」(横浜市港北区)が26日、まちびらきを迎えた。
敷地面積約3万7,900平方メートル。すでにタウンエネルギーセンター、水素活用拠点、技術開発施設が稼働しており、このほど集合住宅「プラウド綱島SST」、商業施設「アピタテラス横浜綱島」、国際学生寮・タウンマネジメントセンター「Tsunashima SST SQUARE」が竣工。まち全体が完成した。
なお、同社やパナソニック(株)が代表幹事を務め、同タウンの開発を進めてきた「Tsunashima SST協議会」は、4月以降まちづくり運営協議会に組織を移行。加盟8団体がまちづくりに携わっていく。まち全体で先進的な実証実験を継続的に実施。例えば、商業施設では、コミュニティパーク内で天窓照明を試験導入し、照明と映像の融合技術を活用した新たな空間演出に取り組む。
次世代都市型スマートタウンとして、まちに関わる企業・大学・住民・地域の共創による新たなイノベーション創出に取り組み、地域の持続的発展に貢献。「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進や超スマート社会「Society5.0」の実現に寄与するスマートタウンの形成を目指す。