不動産ニュース / ハウジング

2018/5/8

新オフィスにIoTモデル/TATERU

タテル
オフィスはフリーアドレス制を採用し、社員がストレスなく働ける環境を整えた

 (株)TATERU(旧(株)インベスターズクラウド)は8日、4月に移転した新オフィス(東京都渋谷区)と、オフィス内に併設したIoTアパートのモデルルームをプレスに公開した。

 新オフィスは、社員が同社で働くことで充実感を感じて幸福度を高めることを目的に設計。米国・サンフランシスコのテック企業を複数視察して最新のオフィス環境を調査した。オフィス内の打ち合わせスペースはすべてガラス張りにして透明性の高いイメージを創出。フリーアドレス制も採用し、社員がオフィス内のソファやデスクなど、好きなところで作業する。集中して作業ができる半個室や、都内を一望できるソファ席を用意して社員同士がリラックスして仕事ができるようにした。オフィスの中央にはカフェスペースを設置して飲み物や軽食を無償で提供している。

 モデルルームは、同社が展開する「TATERU Apartment」のIoTアパートを再現。同社オリジナルのスマートロックや、窓に取り付けるタグセキュリティなどをパッケージングし、同社IoTアパートに標準装備している「TATERU kit」を設置した。アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末でスマートロックだけでなく、カーテンやエアコン、加湿器などの操作も体感できる。

 加えて、2018年4月1日の受注物件から標準装備しているスマートスピーカー「Amazon Echo(アマゾンエコー)」も置き、スピーカーに話しかけて照明やテレビの操作もできる。同社FIRSTORDER事業部PR部部長の窪 恭平氏は「アマゾンエコーで操作できる家電の種類を増やす方向で技術開発も進めている。使いやすさ・利便性・セキュリティの3つの視点で商品開発を進めていきたい」と語る。

スマホを操作して
モデルルームではスマホでの家電操作を体感できる

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IoT(インターネット・オブ・シングス)

Internet of Things。モノが人を介することなく相互に情報をやりとりする概念をいう。

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