不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/5/10

首都圏既存戸建て価格、3ヵ月ぶりに上昇

 (株)東京カンテイは10日、2018年4月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,367万円(前月比0.4%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇した。都県別では、東京都が5,398万円(同2.1%下落)と反転下落した。神奈川県は3,638万円(同2.0%上昇)と3ヵ月ぶりに反転上昇。千葉県は2,143万円(同0.0%)と横ばい。埼玉県は2,314万円(同6.9%下落)と5ヵ月ぶりに反転下落となった。

 近畿圏の平均価格は2,437万円(同4.3%下落)と反転下落した。府県別では、大阪府が2,646万円(同2.0%下落)と2ヵ月連続で下落。一方、兵庫県は2,405万円(同1.2%上昇)と連続上昇。京都府は3,449万円(同18.5%下落)と大きく下落した。

 中部圏の平均価格は2,197万円(同7.4%下落)と反転下落。愛知県も2,688万円(同4.5%下落)と下落している。

 福岡県は1,957万円(同0.9%上昇)と連続上昇。前年同月比では11.9%の上昇となっており、価格は依然強含んでいる。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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