（株）東京カンテイは10日、2018年4月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100～300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は3,836万円（前月比2.7％上昇）と反転上昇した。都県別にみると、東京都は4,586万円（同0.7％上昇）と反転上昇。神奈川県は4,163万円（同1.2％下落）と4ヵ月ぶりに下落に転じた。千葉県は3,101万円（同4.8％上昇）と連続上昇した。埼玉県は3,328万円（同1.8％上昇）と反転上昇した。また前年同月比では、東京都（同0.9％上昇）、神奈川県（同9.2％上昇）、千葉県（同6.6％上昇）、埼玉県（同4.8％上昇）と、すべてで前年比上昇した。
近畿圏の平均価格は2,942万円（同3.4％下落）と5ヵ月ぶりに下落。府県別では、大阪府が3,046万円（同5.5％下落）と3ヵ月ぶりに反転下落。兵庫県は3,133万円（同5.0％上昇）と反転上昇した。京都府が3,221万円（同7.1％下落）と、3ヵ月ぶりに下落に転じた。
中部圏は3,124万円（同2.1％上昇）、愛知県は3,303万円（同2.4％上昇）と、ともに4ヵ月連続で上昇した。
福岡県は2,850万円（同6.9％下落）と反転下落した。
