野村不動産アーバンネット(株)は6日、7月1日時点での首都圏「住宅地価格」の調査結果を発表した。3ヵ月ごとの定点調査で、調査地点数は住宅地168。
2018年4~6月期の平均変動率は0.1%(前回0.2%)で、エリア別の平均変動率は、東京都区部0.2%(同0.1%)、東京都下0.2%(同0.0%)、埼玉0.3%(同0.8%)の4エリアが上昇。神奈川はマイナス0.1%(同0.1%)と下降した。
「値上がり」を示した地点は8.3%(同6.3%)、「横ばい」を示した地点は88.7%(同91.1%)、「値下がり」を示した地点は3.0%(同2.5%)となり、値上がり地点、値下がり地点ともに増加、横ばい地点が減少した。
年間ベースでは、首都圏エリア平均が0.5%(同0.6%)の変動率となった。「値上がり」を示した地点が25.0%(同26.6%)、「横ばい」を示した地点が61.9%(同54.4%)、「値下がり」を示した地点が13.1%(同19.0%)となり、横ばい地点が増加、値上がり地点と値下がり地点が減少となった。