不動産ニュース / 仲介・管理

2018/8/28

今秋からブランドロゴ変更/C21ジャパン

新ブランドロゴイメージ

 (株)センチュリー21・ジャパンは28日、FUKURACIA丸の内オアゾ(東京都千代田区)で秋の戦略会議を開催した。

 会議では、同社代表取締役社長の長田邦裕氏が説明に立ち、上半期の加盟店手数料収入が、全国ベースで前年同期比3%減となり、特に東京・神奈川・埼玉・千葉茨城の各地連が6.5~12.4%のマイナスとなっていることが報告された。

 こうした中、加盟店に対して、不動産流通やリフォームなどのストックビジネスへの転換の必要性、多様化するユーザーニーズへの対応を求め、本部としてクラウドを活用した営業支援(追客)システムの開発導入、物件管理や優秀営業マン育成のための研修等による営業力強化、専門部署による加盟店個々へのコンサルティングなどを提供していくとした。加盟店支援とCSR活動の一環として、不動産業で働きたい主婦を募り、本部で研修して宅建士資格を取得してもらい、加盟店で働いてもらう就職サポートも開始した。

 また、(株)インテリックスと協業したリースバックサービス「売っても住めるんだワン」を、名古屋エリアから順次全国展開する。売り主から預かった物件をインテリックスへ売却。インテリックスが元売り主と賃貸借契約を結ぶことで、そのまま居住できるというもの。加盟店は、売り主とインテリックスから仲介手数料が入る仕組み。

 続いて長田社長は、新たなビジュアルイメージ(ブランドロゴ)を今秋以降導入していくと発表した。新ロゴでは、これまで以上にカジュアル感を前面に押し出した。「不動産ニーズが多様化し、日本の不動産に新時代がやってきた今、ブランドの信頼と地元店の地域密着力という強みを活かした『すべてのお客さまが一番相談しやすい不動産店』として、ビジュアルイメージを変えることにした。カフェのようにリラックスできるカジュアルな雰囲気を目指していく」と加盟店に理解を求めた。
 新ビジュアルを体現するスローガンとして「いちばん話しやすい、いちばんわかりやすい、いちばんワクワクする不動産ネットワークへ。」を打ち出していく。新ビジュアルは、10月本部から導入を開始し、加盟店の看板等を2年かけ変えていく。

「『すべてのお客さまが一番相談しやすい不動産店』として、カフェのようにリラックスできるカジュアルな雰囲気を目指していく」と語る長田社長

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。