不動産ニュース / 開発・分譲

2018/8/28

野村不、ミサワ他、三島駅前で複合開発

「三島駅南口東街区市街地再開発事業」完成イメージ

 ミサワホーム(株)を代表に、野村不動産(株)、(株)ミサワホーム静岡、東レ建設(株)、三菱地所レジデンス(株)、(株)アール・アイ・エーが参画する「アスマチ三島プロジェクト共同企業体」は28日、三島駅南口東街区市街地再開発事業(静岡県三島市)の事業協力者に決定、「三島駅南口東街区市街地再開発準備組合」および三島市と、事業協力協定を締結した。

 同事業は、JR「三島」駅周辺地区を市の新たな顔として整備することで、にぎわいと経済の活性化を図るもの。住宅や商業、医療、ホテル、健康増進施設等を複合したスマートウエルネス施設を建設する。施工区域面積約1万2,780平方メートル。

 ビジネス需要にも対応するべくシェアオフィスやコワーキングスペース、貸し会議室を整備。ビジネスホテルとの連携も視野に入れ、地元住民や学生との人材交流、人材育成にも取り組む計画。周辺地区とも積極的に協力し、駅前だけでなく、より広域でのまち並み形成・活性化を図っていく。

 ミサワホームは住宅・非住宅保留床を、ミサワホーム静岡、東レ建設、野村不動産、三菱地所レジデンスは住宅保留床をそれぞれ取得予定。着工は2021年度、25年竣工を目指す。

この記事の用語

市街地開発事業

市街地を開発または整備する事業のこと。 具体的には、都市計画法第12条に掲げられた次の6種類の事業を「市街地開発事業」と呼ぶ。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。