不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/11/9

過去最高益を更新/長谷工19年3月期2Q

 (株)長谷工コーポレーションは9日、2019年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~9月30日)の売上高は4,410億9,000万円(前年同期比13.3%増)、営業利益は461億1,600万円(同7.2%増)、経常利益は463億7,200万円(同7.1%増)、当期純利益は463億7,600万円(同44.8%増)。中間期としては、売上・利益とも過去最高を更新した。純利益の大幅増は、子会社売却益の特別利益計上によるもの。

 主力の建設関連事業は、完成工事高が2,669億円(同5.1%増)と伸長したものの、建築資材・労務費の上昇により完成工事総利益率は18.8%(同1.7ポイント減)となり、完成工事総利益は502億円(同3.5%減)を計上。分譲マンション新築工事では、首都圏で200戸以上の大規模物件12件を含む32件、近畿圏・東海圏で200戸以上の大規模物件2件を含む7件、東西合計で39件を受注した。大型の土地持ち込み受注の増加、事業用地の単純売却増加により、不動産売上も1,200億円(同43.6%増)、不動産売上総利益126億円(同119.6%増)となり、同セグメントの売上高は3,539億円(同14.9%増)、営業利益448億円(同8.0%増)を計上した。

 また、中間期時点の受注高は1,877億円(同207億円減)と減少したが、これは事業主との交渉期間が伸びたことで受注見込み物件が期ずれしたため。通期受注は4,900億円(同62億円増)を見込む。

 なお、通期業績は、売上高8,800億円、営業利益965億円、経常利益950億円、当期純利益750億円を見込んでいる。

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