不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/11/9

分譲事業は好調/三井不19年3月期2Q

 三井不動産(株)は9日、2019年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~9月30日)の売上高は8,607億500万円(前年同期比19.2%増)、営業利益1,121億1,000万円(同21.6%増)、経常利益1,065億2,900万円(同31.7%増)、当期純利益685億5,000万円(同41.1%増)。

 賃貸事業は、既存オフィスの賃料増額改訂や、当期に開業した「ららぽーと名古屋みなとアクルス」、米国の「55ハドソンヤード」等が収益に寄与した一方、国内新規オフィスの複数竣工に伴う費用等が発生。セグメント売上高2,928億8,200万円(同7.7%増)、営業利益716億7,000万円(同1.3%減)となった。首都圏オフィスの空室率は2.7%(同0.2ポイント増)。

 分譲事業は、売上計上戸数の増加や利益率の上昇で増収増益。投資家向け・海外住宅分譲等については、英国における分譲住宅の引き渡しや、投資家への物件売却が寄与し増収増益。セグメント売上高は2,332億5,900万円(同73.0%増)、営業利益379億8,900万円(同156.8%増)となった。新築マンション分譲の当期計上予定戸数3,250戸に対する契約進捗率は90%。

 業績好調を受け通期予想を上方修正。売上高1兆8,700億円(前回発表比:増減なし)、営業利益2,500億円(同増減なし)、経常利益2,360億円(同1.2%増)、当期純利益1,630億円(同6.5%増)を見込む。

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