（株）リビタは4日、窓メーカーのYKK AP（株）と協働で進めていた戸建てリノベーション実証住宅「広がる屋根」（横浜市青葉区）の竣工を発表した。
同社が進める戸建てリノベーション事業「HOWS Renovation」の一環として、戸建住宅の性能向上改修に取り組んだもの。
「広がる屋根」は、田園都市線「たまプラーザ」駅徒歩13分に立地。木造在来2階建て、敷地面積222.47平方メートル、延床面積110.96平方メートル。築37年。外壁・屋根張り替え、窓交換、基礎補強を実施。断熱性能は3倍に改善し、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会（HEAT20）」が定める「G1」グレード相当の断熱性を確保。国が定める最低基準の1.5倍の耐震性（耐震等級3）を実現している。
一定期間、両社のコンセプトハウスとして事業者向けに公開。ノウハウの提供や啓発に活用した上で、販売後もエネルギー収支や光熱費の定点観測など、性能向上の実証を行なう予定。
