不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2019/1/31

住宅売上は27%減/野村不HD19年3月期3Q

 野村不動産ホールディングス(株)は31日、2019年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(18年4月1日~12月31日)の売上高は3,508億5,700万円(前年同期比14.4%減)、営業利益370億1,000万円(同28.4%減)、経常利益301億2,600万円(同33.8%減)、当期純利益205億6,600万円(同25.2%減)。

 主力の住宅部門では、第4四半期に計上戸数が集中することから、セグメントの売上高は1,609億5,300万円(同27.6%減)、営業利益20億7,500万円(同86.8%減)にとどまった。当四半期までの計上戸数は2,583戸(同864戸減)、完成在庫は224戸(同46戸減)。通期の計上予定戸数は5,950戸(期初予想比150戸減)に下方修正。修正後の計画に対する契約進捗率は91.6%となった。

 賃貸部門は事業用地の売却収入が減少したものの、物件売却収入が増加。売上高912億1,400万円(同1.7%増)、営業利益237億4,500万円(同1.3%減)。オフィスおよび商業施設の空室率は3.9%(同2.8%増)となった。このほか、資産運用部門が増収減益、仲介部門が減収減益、運営管理部門が増収増益となった。

 通期では、売上高6,740億円、営業利益770億円、経常利益680億円、当期純利益460億円を見込む。

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