不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/2/1

「不動産は売り時」76.9%/野村不UN

 野村不動産アーバンネット(株)は1日、16回目となる「住宅購入に関する意識調査」結果を発表した。同社の不動産情報サイト「ノムコム」会員を対象に、半年ごとにインターネットアンケート調査を行なっているもの。今回は1月11~20日に実施、有効回答数は1,498人。

 不動産の買い時感について、「買い時だと思う」(8.7%)、「どちらかといえば買い時だと思う」(29.2%)を合わせた37.9%(前回比0.1ポイント減)が「買い時」と回答。一方、「買い時だと思わない」は42.3%(同1.5ポイント増)となった。

 「買い時」と回答した人に理由を聞いたところ、「住宅ローン金利が低水準」が67.8%(同3.0ポイント減)と最多。次いで、「今年の10月に、消費税が10%に増税予定であるため」が56.0%(同4.8ポイント増)と上昇した。

 今後の不動産価格については、「下がると思う」が38.6%(同3.9ポイント増)と2011年の調査以降最も高く、「横ばいで推移する」が30.6%(同2.1ポイント減)。「上がる」は19.2%(同1.2ポイント減)にとどまった。

 不動産の売り時感は、「売り時だと思う」(22.1%)、「どちらかといえば売り時だと思う」(54.8%)を合わせた76.9%(同0.5ポイント減)となった。売り時だと思う理由については、「不動産価格が上がったため」52.5%(同0.5ポイント増)、「今なら好条件での売却が期待できるから」48.2%(同1.4ポイント減)などが挙がっている。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。