不動産ニュース / 開発・分譲

2019/5/27

梅田のツインタワー、22年春に全体開業

「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」全体完成イメージ

 阪急電気鉄道(株)と阪急電鉄(株)は、共同で開発している「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」(大阪市北区)II期部分の新築工事を6月1日に着工する。

 同プロジェクトは、阪神百貨店(阪神梅田本店)の入居する大阪神ビルディングおよび新阪急ビルと阪神百貨店を、都市再生特別措置法に基づく道路上空建築(民間利用)の規制緩和を活用して建て替える事業。この規制緩和が適用されるのは日本初。I期部分は2018年4月に竣工し、同年6月に阪急百貨店が部分開業した。

 今回着工するII期工事では、百貨店ゾーンや、オフィス、カンファレンスゾーンを含む、鉄骨造地上38階地下3階建ての複合ビルを建設する。I、II期合計の延床面積は約26万平方メートル。
 オフィスゾーン(地上11~38階)は、1フロア当たりの賃室面積が約3,500平方メートルで、西日本で最大規模となる。12階には、同ビルで働くオフィスワーカーのための専用フロア「WELLCO」を開設。栄養士監修のランチを提供するカフェや、フィットネスジム等を設ける。また、11階のカンファレンスゾーンには、多目的ホール「梅田サウスホール」を設置。MICEイベントやセミナー、パーティなど多様な用途での利用を見込む。なお、同ホールの運営は、阪急阪神エステート・サービス(株)が担う。

 II期工事(新百貨店の全面開業)の竣工は21年秋、オフィス、カンファレンスゾーンを含む全体竣工は22年春を予定している。

オフィス入居者が利用するカフェ
カンファレンスゾーンの大ホール

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