不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/5

大阪でサステナブルなまちづくりが始動

「(仮称)吹田市円山町 大規模戸建住宅プロジェクト」開発地

 大林新星和不動産(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤正博氏)はこのほど、「(仮称)吹田市円山町 大規模戸建住宅プロジェクト」(大阪府吹田市、総戸数303戸)を始動すると発表した。

 開発地は、OsakaMetro御堂筋線「江坂」駅徒歩15分、阪急電鉄千里線「関大前」駅徒歩6分に立地。都心では希少な第一種低層住居専用地域が大部分を占める風致地区。開発面積7万7,456平方メートル、宅地面積4万9,763平方メートル。

 同社と、(株)大林組、(株)ミサワホーム総合研究所、大阪ガス(株)、大阪大学、吹田市の産学官が協働。1年にわたる現地の気象観測や生態系調査をし、道路や公園、住棟配置など街区全体のシミュレーションを実施。環境データを基に、自然エネルギーを生かしたランドプランや、まちを冷やす環境技術、電線類を地中化した無電柱など、サステナブルなまちを目指していく。

 同社は、国連加盟国によって採択された、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」によるSDGsへの取り組みの一環として推進。また同プロジェクトは、国土交通省より、「平成29年第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)」として評価、採択された。大規模住宅開発における戸建住宅の新築プロジェクトとしては全国初となる(対象:第1工区125戸)。

 まち開きは2019年秋の予定。

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