不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/7/12

首都圏新築小規模戸建て価格、反転下落

 (株)東京カンテイは11日、2019年6月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50~100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は4,546万円(前月比1.3%下落)と、反転下落した。都県別では、東京都が4,985万円(同2.6%下落)と反転下落。神奈川県は4,022万円(同2.1%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。千葉県は3,833万円(同4.8%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落。埼玉県は4,090万円(同0.1%上昇)と上昇したが、おおむね横ばいで推移。首都圏では前月比でマイナスとなった都県が目立ち、明らかに弱含みに転じている。

 近畿圏は3,383万円(同3.7%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。主要府県では、大阪府が3,349万円(同5.1%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。兵庫県は3,697万円(同1.8%上昇)と反転上昇。京都府は3,062万円(同6.0%下落)と、反転下落した。

 中部圏は3,698万円(同5.9%下落)と、4ヵ月ぶりに下落。愛知県も3,733万円(同6.3%下落)と、5ヵ月ぶりの反転下落となった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。