不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/7/30

19年上期の利回り上昇率、新潟が全種別にランクイン

 健美家(株)は30日、同社サイトに2019年上期(1~6月)に登録された新規物件を集計し、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの住宅系収益不動産について、政令指定都市(全20都市)別の利回りランキングを発表した。

 利回りが前期比で上昇した都市は、1棟マンションで13都市、1棟アパートで12都市だった。一方、区分マンションは4都市にとどまった。

 1棟マンションにおける利回りの上昇率トップは、北九州市(利回り9.90%)。次いで新潟市(同9.69%)、岡山市(同9.30%)だった。1棟アパートでは新潟市(同13.17%)がトップで、堺市(同12.26%)、北九州市(同11.93%)が続いた。区分マンションは浜松市(同22.47%)、新潟市(同15.83%)、熊本市(同15.61%)の順だった。

 なお、札幌市、神戸市、京都市、広島市は、どの種別においても利回りが上昇せず、需要の堅調さが浮き彫りとなった。

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表面利回り(不動産投資における〜)

不動産投資の収益性を示す指標のひとつで、投資対象物件の価格に対する年間家賃収入の割合をいう。物件を維持するための費用等を考慮しない利回りである。

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