不動産ニュース / 開発・分譲

2019/8/9

大和ハ、さいたま市で団地の建て替えに参画

「(仮称)与野大戸住宅第一マンション建替計画」の完成予想図

 大和ハウス工業(株)は、参加組合員として参画する「(仮称)与野大戸住宅第一マンション建替計画」(さいたま市中央区)の本体工事を着工した。

 JR「北浦和」駅・同「南与野」駅それぞれ徒歩11分に立地する築46年、鉄筋コンクリート造地上5階建て2棟の団地(総戸数60戸)の建て替えプロジェクト。敷地面積は3,047.02平方メートル、延床面積4,242.32平方メートル。全住戸が専有面積58.76平方メートルの3LDKだった。

 設備・建物の老朽化・陳腐化、エレベーターの不設置等が問題となり、2004年ごろから再生を検討していた。12年に同社と(株)長谷工コーポレーションが事業協力者に選定された。14年に一度、建替え決議が否決されたものの、17年に可決。18年10月に権利変換認可を受け、12月に解体工事に着手していた。

 建て替え後は、鉄筋コンクリート造地上7階建ての1棟になり、総戸数も87戸に増え、延床面積は6,934.92平方メートルと約1.6倍に拡大した。住戸も専有面積50.16~85.62平方メートル、1LDK~4LDKにバリエーションが豊富になった。

 20年8月の竣工を予定している。

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