不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/8/29

セルフ内見型賃貸サービスを拡充/イタンジ

「KEY STATION(キーステーション)」設置イメージ

 イタンジ(株)は、セルフ内見型賃貸サービス「OHEYAGO(オヘヤゴー)」において、セルフ内見を拡充するため、Keeyls(キールズ)(株)(東京都渋谷区、代表取締役CEO:大貫功二氏)との業務提携を発表した。

 「OHEYAGO」は、9月24日に開始する、物件探しから入居申し込みまでの手続きがオンラインで完結する賃貸サービス。Keeylsがコンビニエンスストアを中心に展開する24時間無人鍵受け渡しサービス「KEY STATION(キーステーション)」と連携することで、スマートロックの設置が困難な賃貸物件であってもセルフ内見を可能とする。

 「OHEYAGO」で賃貸物件を探す入居希望者が、スマートフォンから内見の予約をすると「KEY STATION」を指定時間帯に利用するための予約番号が発行される。コンビニエンスストア等に設置されているチェックイン機に予約番号を打ち込むと鍵パスワードが入手でき、内見希望する部屋の鍵を借りることが可能となる。鍵ごとに個別のパスワードが設定され、目的以外の鍵は取り出しができず、鍵を保管するワイヤーは強化ステンレスで高い耐久性を持つためセキュリティ面でも安心な仕様。

 入居希望者は、自身のペースですぐに希望物件の内見ができ、気に入れば、その場でスマートフォンから入居申し込みができる。保証会社への審査までワンストップで行なえるため、不動産管理会社の業務効率化にも寄与する。仲介手数料は、一般的な価格よりも安価に設定し、偶発的な事故に備えた内見保険も用意する。

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