(株)長谷工ライブネットは25日、「首都圏賃貸マンション賃料相場マップ2019年版(THE RENT MARKET RATE)」を公表した。
1都3県の沿線・駅別の賃料相場を分析したもので、同社が管理する約4万5,000戸の賃貸マンション成約データのほか、同社が信頼に足ると判断した情報に基づく2018年1~12月の賃貸募集データ約37万件を基に分析した。対象は93沿線、延べ1,066駅。
東京国際フォーラム(旧東京都庁)を起点とした距離圏別の単身者タイプ(面積25平方メートル換算)の平均賃料を行政区ごとにみると、5km圏は東京都港区が12万円台で最も高かった。10km圏では同渋谷区が12万円台、20km圏は同世田谷区、同大田区、同杉並区、同武蔵野市、川崎市中原区が9万円台、30km圏は横浜市西区が9万円台でそれぞれ最も高くなった。
地域・駅別にみると、東京23区では東京メトロ「赤坂見附」駅・同「永田町」駅・同「表参道」駅が15万1,000円で最高。次いで同「外苑前」が14万円、同「溜池山王」駅が13万9,000円となった。
このほか各地域の1位は、東京都下はJR「吉祥寺」駅(10万1,000円)、埼玉県はJR「浦和」駅・同「大宮」駅・東武線「和光市」駅(7万7,000円)、神奈川県はみなとみらい線「元町・中華街」駅(10万円)、千葉県はJR「新浦安」駅(8万8,000円)だった。