JLLは21日、2019年第3四半期の大阪Aグレードオフィス空室率および賃料を発表した。
空室率は0.2%(前期比0.1ポイント低下、前年比0.9ポイント低下)となり、調査開始以来最も低い水準を連続で更新した。
月額坪当たり賃料は2万2,585円(同3.2%上昇、同11.4%上昇)となり、21四半期連続での上昇に。上昇ペースは、前四半期より加速している。
価格は前期比8.6%上昇、前年比31.2%上昇となった。上昇ペースは加速している。投資利回りは連続で最低記録を更新した。
今後は、賃貸市場では供給が極めて限定的であることから、空室率は引き続き低い水準で推移し、賃料の上昇モメンタムを下支えする見通し。投資市場においては、投資利回りに一層の低下余地があるとみられ、賃料上昇の影響も受けて価格は上昇する見通し。