不動産ニュース / 開発・分譲

2020/1/17

米国で海外初、賃貸ラボ&オフィス/三井不

「(仮称)イノベーションスクエア Phase II」完成イメージ

 三井不動産(株)は16日、米国の子会社「Mitsui Fudosan America, Inc(三井不動産アメリカ)」を通じ、米・ボストン市で賃貸ラボ&オフィス開発プロジェクト「(仮称)イノベーションスクエア Phase II」に参画したと発表した。同社は2019年5月より同事業を開始しており、海外での展開は初。

 ボストン市では、ライフサイエンス分野の研究開発が盛んで、成熟した市場を形成していることから、進出を決定した。共同事業者は、ニューヨーク・マンハッタンでのハドソンヤード再開発におけるパートナー企業Related Companiesの系列企業であるRelated Beal社。

 物件は、同市が再開発を推進し、ラボ&オフィスの集積が進む「シーポートエリア」に位置。「ボストンサウス」駅、ローガン国際空港からのアクセスに優れる。敷地面積約9,100平方メートル、延床面積約2万8,400平方メートル、地上4階地下1階建て。賃貸面積は約2万5,000平方メートル。20年着工、21年竣工予定。

 テナントは、13ヵ国に海外拠点を有する世界的に有数な製薬会社Vertex Pharmaceuticals社への1棟貸しが決定している。

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