不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/5

長谷工、米国で賃貸住宅事業に参画

 (株)長谷工コーポレーションは5日、米国の賃貸住宅開発事業に参画すると発表した。

 長谷工コーポレーションの100%米国子会社であるHaseko America Inc.(HAI)が、三井物産(株)の米国100%子会社のMBK Rental Living LLC(MBK Real Estate LLCの賃貸住宅開発子会社)とカリフォルニア州ロサンゼルス郡デュアルテ市の賃貸住宅「Duarte Station Apartments」の開発事業に関する協働事業協定書を2019年12月23日に締結。開発SPCであるDuarte Multifamily LLCに出資した。

 同物件は、交通利便性の高い立地でありながら、西・北は閑静な住宅に面しており、近郊には大型スーパーや家電量販店が揃う生活利便性の高いエリア。また、住宅価格は高値で推移していることから、今後も安定した賃貸需要が期待されている。

 敷地面積は約1万7,563平方メートル。住宅部分は木造5階建てで、総戸数は344戸。駐車場は鉄筋コンクリート造5.5階建て。竣工は2023年の予定。

 同社グループでは、市場の透明性が高く堅調な賃貸需要が見込める北米で賃貸住宅開発事業に参画することで、海外事業の収益基盤の構築と北米での開発事業の知見拡大・ネットワーク構築を目指していく。

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