不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/3

青山の複合施設名称、「the ARGYLE aoyama」に

「the ARGYLE aoyama」外観イメージ

 三菱地所(株)は3日、開発を進めてきた「(仮称)北青山二丁目計画」(東京都港区)の建物名称を「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」に決定したと発表した。グランドオープンは7月1日の予定。

 同計画は、80年代のファッション業界の象徴的な建物であった「青山ベルコモンズ」を、オフィス・ホテル・商業ゾーンで構成される複合ビルに建て替えるもの。東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩3分。敷地面積約2,264平方メートル、延床面積約2万3,128平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上20階地下2階建て。竣工は5月末の予定。

 オフィス(5~15階)は、基準階面積約250坪。多様な働き方に応えるため、WeWorkが4フロアにわたりコワーキングスペースを提供する。(株)フジパシフィックミュージックなど、多彩な文化を発信する企業が入居予定で、竣工時点で満室稼働となる。
 ホテル(3・4・16~20階)は、地域の特性を生かしてホテル運営を手掛ける(株)Plan・Do・Seeが東京初出店となる「THE AOYAMA GRAND HOTEL」(全42室)を出店する。3階にはイベントスペース「AOYAMA GRAND HALL」を設け、約220平方メートルのホールのほか、ホワイエ、テラスなどを配置し、約300人規模のイベント開催に対応する。開業は7月中を予定。

 1・2階の商業ゾーンは、紅茶専門店やベーカリー&カフェなど、バラエティ豊かな飲食・物販店舗が入居する。

ホテル客室イメージ

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。