不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/3/10

首都圏既存マンション、引き続き成約増

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2020年2月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は3,749件(前年同月比7.6%増)と、1月に続いて前年同月を上回った。地域別では、埼玉県406件(同1.7%減)を除く各地域で前年比増となった。東京都は2,000件(同9.8%増)、神奈川県は902件(同7.4%増)、千葉県は441件(同7.6%増)と、いずれも5ヵ月ぶりに前年同月を上回った。

 1平方メートル当たりの成約単価は54万7,600円(同2.8%増)、平均成約価格は3,573万円(同2.7%増)と、ともに13ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万7,421件(同1.4%減)と、6ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数も4万7,423件(同2.6%減)と、3ヵ月連続で前年同月を下回った。

 既存戸建ての成約件数は1,127件(同4.4%増)、平均成約価格は3,169万円(同1.4%増)と、いずれも1月に続いて前年同月を上回った。

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