不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/6/1

老舗企業の市場退出、19年度は過去最多

 (株)帝国データバンクは5月29日、2019年度の「老舗企業」(業歴100年以上)の倒産・休廃業・解散(市場退出)動向調査の結果を発表した。19年7月以来3回目の調査。

 19年4月~20年3月の老舗企業の市場退出件数は合計で579件(前年度比24.5%増)と15年度以降5年連続の増加となり、件数・増加率共に過去最多を更新した。このうち、倒産が105件(同4.0%増)で過去3番目の高水準となった。近年は、倒産などで市場から退出する老舗企業が増加傾向で、19年度は市場退出件数全体の1.82%(同0.34ポイント増)を占め、過去最多となった。

 業種別では、「小売」が209件で最多。このほか、「製造」(114件)、「不動産」(30件)の過去最多を記録した。「不動産」では、「貸事務所」の倒産が20件(同14件増)となった。もともと小売業などを本業としていた事業者が、社有不動産などを活用してテナントビル事業に転業、その後廃業等を選択したケースが多いという。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。