不動産ニュース / 開発・分譲

2020/6/17

コリビング形態の賃貸、都心で5物件を開業

 三菱地所(株)とHmlet Pte.,Ltd.(本社:シンガポール)が2019年に設立したコリビングの運営会社・Hmlet Japan(ハムレット・ ジャパン)(株)は、コリビング形態の賃貸住宅「Hmlet」を、東京都心部に新規開業していく。

 「Hmlet」シリーズでは、デザイン性の高い独立した住戸のほか、入居者が随時利用できるコミュニティ・ラウンジなどの共用スペースを設置。定期借家契約で、1ヵ月~2年間の入居が可能で、賃料は各種クレジットカード払いが可能。Hmlet Japanの運営する物件間を追加コストなく引っ越すことができるなど、フレキシブルなライフスタイルを提案。また、入居後は、専用のウェブサイト・アプリを通じ、住まいの不具合等に関する連絡、衣服のクリーニングや部屋の清掃といった生活サービスを受け付けているほか、コミュニティ・マネジャーが日常的な相談に応じる、イベントなどを企画・運営するなど、入居者同士の交流をサポートしている。

 今回は、20年6~8月にかけて、「Hmlet岩本町」(東京都千代田区、総戸数18戸)、「Hmlet千石」(東京都文京区、総戸数21戸)、「Hmlet高田馬場」(東京都豊島区、総戸数39戸)、「Hmlet原宿」(東京都渋谷区、総戸数32戸)、「Hmlet三軒茶屋」(東京都世田谷区、総戸数58戸)をオープンする。

 これまでは専有面積20~30平方メートルの家具・家電付きの住戸をメインに提供していたが、幅広い世代の多様なニーズに応えるため、5物件では面積20~50平方メートル台の住戸の提供に加えて、必要に応じて家具・家電を用意する仕組みを整えた。

 また、デジタル技術を活用し、物件の内覧や入居申込み、初期費用の支払いなど、入居にかかる一連の手続きについて、オンライン上で可能とした。従前より入居後の清掃サービス等の手配や各種手続き、コミュニティ・マネジャーによる生活サポートについては、専用アプリを通じてオンラインで提供してきており、入居前から入居後まで、オンラインでのサービス提供を実現する。

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